看護師13名、作業療法士1名、計14名のご参加を頂きました。
講師は昨年に続き、プラーナクリニックの臨床工学技士 阿部博樹先生です。
前半の講義では
・基本的な肺の機能と構造
・呼吸不全の定義、人工呼吸器の開始基準、人工呼吸療法の種類
・自発呼吸と人工呼吸の違い
・在宅酸素療法の効果、HOT施行中の注意
・排痰補助装置の原理
など、興味深く盛りだくさんな内容でした。
後半は、NPPVと排痰装置の体験をし、
NPPVは、マスクを装着し実際の換気を体験しました。
排痰補助装置では、強制的な咳を体験し、またパーカッションランプを胸部に装着し、吸気、呼気時に振動を与えた状態も体験しました。
今回、NPPVや排痰装置の実際を体験することで、今後導入の際などにも、具体的に説明をしたり質問に対してもお答えできる材料になったのではないかと思います。
今回の研修を、日々の呼吸ケアに役立てて頂けたらと思います。
たくさんのご参加、ありがとうございました。