7/21(土)平成30年度訪問看護師スキルアップセミナー【訪問看護ステーション在籍のリハビリテーションスタッフが提供するリハビリ~多職種がつながるコツを考えよう~】を開催しました。
参加者は、看護師13名、リハ職5名の計18名でした。
講師は訪問看護ステーション渋川で作業療法士をされている中林正美先生。
落ち着いた雰囲気の中始まった講習でしたが、徐々に熱を帯びてきて履いていたスリッパがいつの間にか脱ぎ捨てられるほど熱い講義となりました。
実技も交え上肢の支え方や注意点なども教えてくださいました。
普段使用している物品を持参していただき、作業療法士ならではの工夫を聞くことができました。100円均一の商品をカスタマイズされて生活に活かせる工夫や、コンテナは座って立ち上がりの練習や小児の子を中に入れバランスの練習に使用するそうです。
訪問バックの中にもバイタルセットはもちろんのこと、更衣動作練習用のゴム紐、ドライバーやペンチ、養生テープ等の工具類も入っており、リハビリだけでなく、装具の調整や環境設定においても訪問での役割を感じることができました。
アンケートから「リハビリや訪問職種の意味・目的を学ぶことができました」、「リハビリメニューの工夫ができそう」、「基本的な動作や細かい視点等参考になった」というご意見を頂きました。
作業療法士という専門職種が何を診てどう介入しているのかということが伝わり有意義な時間となりました。各専門職種がつながり療養者様の支援に活かせる機会になったかと思います。今後のスキルアップセミナー申込受付中です。今後とも宜しくお願い致します。